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ココロに、目盛りがあるのなら…
きっと今の私のココロはスキマだらけだろうな…。
日曜日に、18歳になる娘が高速バスに乗って上京してゆきました。
前々からの計画どおり、と言えばそうなんですけど…。
思い出は、18年の間にあまりにもたくさんありすぎて、
娘が急にいなくなった事実が、
私のココロにかすかな風を吹かしています。
悲しいとか、淋しいとか、切ないとか、
そんな単純な感情ではない…かすかなココロのスキマ。
散らかし放題だった部屋がきれいに片づいています。
バイトしていた近所のコンビニにも、もういません。
娘は、自分で自分の人生を切り開くために、
一人きりの第一歩を踏み出しました。
けっして、ひとと同じ道を歩まなかった。
…歩めなかった娘。
陽の光を浴びた制服姿の高校生を見て、
まぶしそうに「いいなあ…私も青春したかったな」
とつぶやいていました。
数年前には、
山陰線に乗り、ふたりであてのない旅をしました。
厚い雲の下の日本海を見ながら…、
『この子はどうなってしまうんだろう』
と心の中で私も迷子のように叫んでいました。
九州を下り、
鹿児島からフェリーでたどり着いた沖縄で、
澄んだ空と海の力で、
少しだけ笑顔で会話が出来たっけ…。
苦しみも、
悲しみも、
心の傷も、
さまざまな人との出会いも、
同じ18歳と比べると、何倍も経験してきた娘。
今では、どんな親子よりもよく話し、
お互いを大切にする関係が出来ましたね。
あなたは、私の誇りです。
きっと、自らの力でこの先の道を切りひらいてゆくでしょう。
大きく大きく羽ばたいていって下さい。
名古屋の空の下からいつも応援しています。
ココロのスキマが私に「寄り道」をさせてくれました。
このごろ、直線移動ばかりだった…。
昨日、仕事の途中で春日井市の落合公園に寄ったら、
平和な風景がありました。
ゆっくりゆっくり歩いてみました。
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