2012-11-02
このごろ思うんです。
何を表現するかではなく、
いかに表現するか、ということを。
いかに深く、いかに広く、いかに高く、表現するか。
作家じゃない、作品じゃない、
重要なのは、表現者の深さ、広さ、高さだということ。
そう思うと、作品選びに苦労することが、
バカバカしくさえ思えてきます。
なんだっていいのですよ。
食堂のメニューを読んだっていい。
商品取扱書だっていい。
下手な小説だって、週刊誌の記事だって。
ようは、どれだけそこに、
深く、広く、高い世界を構築するか。
オリジナル作品に、
はなっからありがたみを感じていなかったのは、
そういうことがもともと心にあったからなのか。
向き合う、掘り下げる、
そんな時間を大切にしたいと思います。
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