昨日、ヒロシマに原爆が投下されて68年が過ぎました。
その8月6日。
犬山市の学校の先生の集まりに呼んでいただき、
声とことばのワークショップの機会をいただきました。
会場となった犬山市国際交流センターのロビーでは、
「ヒロシマ・ナガサキ 原爆と人間、写真展が開かれていました。
今年は、自治体やそれに準ずる施設など全国各地で、
この展示がされているようです。
ちょうど早めに着いたので、ぐるっと一回りして見ました。
何度も目にした写真も多いせいか、「あ、この写真ね」と、
直視せずに通り過ぎる自分に気づきました。
初めて見たときの凍り付くような衝撃を忘れてしまっているのです。
こうして風化していくんだと痛感し、
もう一度じっくり目をそらさずに見てみました。
一瞬で吹き飛び、燃え尽き、焼けこげた遺体から
無数の叫びが聞こえてきたように感じました。
想像をめぐらすこと、思いをはせること。
この国に生きている私たちは、
とりわけそれを忘れずにいなければと思いました。
そして、ワークショップでの先生たちとのひとときは、
とても有意義で楽しい時間になりました。
つないでくださった方、主催してくださった方、
お集まりくださった40名あまりの先生方、
ありがとうございました。
ことばも想像力、思いをめぐらすことが大切ですね。
豊かな人間とは…、その能力が問われるんだ気づきました。
昨年の夏、これも女性教師の方々の集いで歌ったうた。
「祈り~夏がめぐるたびに~」
ヒロシマの空に思いをはせて…。
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