2014-08-06
69年前の今日、
ヒロシマに原爆を落とした爆撃機エノラ・ゲイ。
搭乗者で最後の生存者だったセオドア・バンカーク氏が先週亡くなり、
空からあのヒロシマの惨状を見た証人はいなくなりました。
「日米双方の犠牲を最小限に抑え、戦争を終結させた」
英雄として、称えられた生涯。
アメリカでは学校でもそのように教育されています。
機長のポール・ティベッツ氏は語っていました。
「私は広島や長崎の人を相手に戦っていたのではなく、
我々を攻撃した日本という国と戦っていたのだ」
国と国との戦いになったら最後、
そこに生きる人びとの命や生活には、思いは及ばなくなります。
一人一人の歓びや、幸せなど、なんの意味も価値もなくなるのです。
「平和のために」と言う名目で戦争ができる国へと進む国。
やはり、その道を進んで行くことは止めなければ、と思います。
今日、戦争を知らない友人たちの、
日々の営みへの一喜一憂が、愛おしく感じます。
いつまでも、この、いつもと変わらない日常が続きますように。
ヒロシマのあの日も、
誰もがあたりまえのように明日が来ると信じていたのですから。
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